実際のところ、最初は「横浜があるし、 年末には有明に行かなくちゃならないし、 そうそう東京のほうにも行ってられないよな」と思ったのだが、 すぐに有明の2日目と同じ日であることが判り、応募した。 これ出しといて本当によかったよ。
当日、うちの県の他の人達(といっても3人だったらしい)は新幹線だったようだが、
私はいつものようにせこく18きっぷ。朝2の電車で渋谷へ向かう。
豊橋を過ぎた頃からやっぱり会場でちょっとでもいい席に座りたいなあと思い、
うまいこと安くて早く現地に着く新幹線の利用方法はないかと時刻表をめくるが、
そんな都合のよい乗り継ぎはない。今回は後の方でもしょうがないか。
浜松で乗り換え。
いつも静岡方面から来る6両の電車を名古屋方向3両だけにして折り返し運転するが、
今回は切り離さず6両にで出発するらしい。
おかしいなと思いつつも、いつもの車両に乗るが、
そのうち「静岡で後3両切り離し」とアナウンスがあって、
慌てて前のほうの車両に乗り込む。静岡以降もいつも混んでるんだけどなあ。
品川で山手線に乗り換えて、直前まで渋谷か原宿か迷うが、
少しでも電車に乗っている時間が短いほうがいいだろうという判断で渋谷下車。
きっと今はNHKに次々と人が集まっている頃だろうから少しでも早く行かねば、
と思い、いちおう走る。公園通りってこんなに坂きつかったか?
スタジオパークってどこにあるんだろう、と思ったがちゃんと行き先表示があった。
スタジオパーク着は12:46ぐらい。13:30集合なのにまだあんまり並んでいない。
らっきー。あとから数えると26番くらい。
荷物を置いて、前のほうに並んでいる新幹線組とかにあいさつして、列に戻る。
地元で買ったサンドイッチがこの日の昼食。
あとMR読んだりあいさつしたりして過ごす。
13:33移動開始してスタジオへ。そこにはパイプいすが整然と並べられていた。
備え付けで段がついているわけじゃないのか
(←どうやらテレビで見た小さなスタジオのイメージがあったらしい)。
うまいこと2列目の真ん中、サンタの後の席を確保。
ここなら亜季ちゃんを間近に見ることができる。
座席は一列に18席で9列だったように見えた。席の前、左右に集音マイクらしきもの。
舞台のほうは、25cmくらい段差がついているだけ。
舞台に向かって右側にライブ用の場所があり、左側がトーク用。
トーク用のテープルには向かい合って合計6つの席があり、
今回は特別に小さなツリーが置いてある。
そのテーブルの背後にはローランドのキーボード。
舞台奥中央にはスタインウェイのピアノ。
スタインウェイをこんなに間近で見るのははじめてだ。
そのうちなにやらBGMが流れていることに気がつく。
有名な歌曲だと思うんだけどなんだったか思い出せない。
これは今日のゲストに関係あるのかな?
次にこれは聴いたことがないが、どうも影山ヒロノブっぽい。やっぱり。
次はもちろん「ごめんね」。前列から控えめな拍手が。
「ごめんね」は1コーラスで終わって、ディレクターの人の観客への説明のコーナー。
携帯とかたばことかトイレとか私には関係ない話があったあと、拍手の練習。
これが延々と続く。手が痛いんだけど。あんまり慣れてないから。
オンエア3分ぐらい前になって、司会の太川陽介さん登場。
40らしいが、すっかりそんな感じになってしまっていた。
なにしろ20年位前のことしか知らないから。
そして、松本梨香さん、川幡由佳さん現れる。
梨香さんはまあ、たまに見るから。
オープニングはVOX-IVのアカペラ。
VOX-IVは男性3人、女性1人のヴォーカルグループ。
英語の詞で唄っているらしい。
そのあとはちゃんと演奏付きで、
何曲かのうち1曲は、クリスマスってことで「JINGLE BELLS」を英語で、
しかもベースの人がメインヴォーカルでしぶく唄ってくれた。
英語の詞は確か中学で習ったから別に珍しくはないんだが、
そのヴォーカルの人の低音にはしびれた。こういうの好きなんだよね。
スキンヘッドも似合ってるし。
トークのコーナーでは「オリコン」(と一度だけつい言ってしまっていた)
50位以内に入らないと
メンバー次々とスキンヘッドにすることを約束させられてしまっていた。
メンバーのうち約1名は関係ないが。
次はクラシックでクリスマスということで、
フルートとピアノで通俗的クリスマスメドレーとフォーレの曲を演奏。
スタインウェイをこんなに間近で聴くのははじめてだよ(←ちょっとくどい)。
この前地元の市民会館で聴いたのはちょっとなんだかなあだったけど、
今回は聴きほれていた。
でもよく見ると、そのスタインウェイの側面がけっこう汚れている(殴)。
天板はきれいに磨いてあったみたいで、ちゃんと映りこみしていたけど。
フルートは生でちゃんと聴くのははじめて。
最初は、フルートってこんなもんかあ、という感じだったが、
クラシックの曲になってから素晴らしい音を奏でていた
(ってしろうとがそんな適当な感想を書いていいのだろうか)。
トークのコーナーになって、そのピアノの斎藤さんがやたらとだじゃれを飛ばすので、
太川さんがさかんに拍手するようにうながす。
そのうちわれわれ観客も心得て言われなくても拍手をするようになる。
そのたびに太川さんがポーズでわれわれに謝って(というか感謝して)いたりして。
次は影山ヒロノブさんの出番。
なんでも番組でヒーロー戦隊物のアニメをでっちあげてその主題歌を作る、
という企画があり、今回はその発表会。
まず、梨香さんがその詞を読み上げる。
あまりに恥ずかしい詞にこれだけで会場受けてる。
そのあと、影山ヒロノブさんと梨香さんがヴォーカルでライブ。
会場おおいに盛り上がる。でもラジオで音だけ聴いてるとなんだこりゃだろうなあ。
次はいよいよ亜季ちゃんのトークコーナー。
奥から現れた亜季ちゃんは、赤いセーターにジーパン?かと一瞬思ったが、
ジーパン生地のスカートだった。
それよりも、いつのまにか髪が伸びてるよ。
1週間前は帽子でよく分からなかったんだ。
定義はよく分からないが、もうボブって言ってもらっていた。
うん、それくらいの方がよく似合う。
個人的には、もうちょっとだけ長いほうがいいけど。
亜季ちゃんはテーブルの向こう側手前に座ったが、
ばっちり顔が見えた。というか1週間前より近く見えた。
亜季ちゃんは正面ばかり見ていたので斜めからの横顔しか見えなかったが、
本当に亜季ちゃんの正面だった人はホントの横顔しか見えなかっただろうから、
亜季ちゃん鑑賞にはまずまずの位置だった。
トークはどういう順番だったか忘れたけど、
クリスマスとか髪の長さとか芸暦とかCDとか大河ドラマとか色々。
途中で「JINGLE BELLS」がCDでかかる。
待ってましたとばかりAさんから例の紙がまわってくる。
あれですね。「HEY!」っていうやつ。
CDがかかっているときのみ太川さんが自らマイクオフにし、
トイレに立ったり関係ないことをしゃべったりできるので、
ここでCDに合わせて手を振って「HEY!」をやる。
でもやっぱりテレがあったせいか手を上まで上げてなかったらしく、
後のFさんから「中途半端」との声がかかる。
やっぱりねえ、最前列以外で一人でやるのはむずかしいよ。
そういうわけで手を振るのはやめる。
亜季ちゃんはすごく恥ずかしそうだった。手で顔と口を覆っていたかもしれない。
これもアイドルとしての試練なのだよ>亜季ちゃん
最後に横浜ではできなかった合唱で、
われわれは照れながらもそれなりに頑張って唄ったつもりだったが、
太川さんからは「いっしょに唄ってるだけじゃん」というような厳しいツッコミが。
まあ確かにそうなんだけど。
その次にかかった曲は「SANTA CLAUS IS COMIN TO TOWN」。
「今度は何もないのか」などとまたしても太川さんからツッコミが入り、
イントロで、手を振って「ヒュー」とかいいつつ、
「ほらできるだろ」などと言っている。
「アイドルのファンとしては情けないぞ」といわんばかり。
しょうがないんだ、こういうことをやったのは前回がはじめてだし、
われわれは組織化されてないし。
なぜか知らないけど今回来ている人数少ないし。できることには限界がある。
だからといってファンクラブがほしいとは思わないけど
(ファンクラブはなるべくならできてほしくないな)。
亜季ちゃんはCDがかかっている間、
パーティー用のおもちゃ(マラカスみたいなの?)をいじりながら
足でリズムを取っている。私もそれを真似したりして。
足は先のほうで組んでいる。本当はいつもひざで組んでるとか(おい)。
トークの内容については、またラジオを録音したものを聴いてから書こうと思うが、 ひとつだけ。亜季ちゃんは渋谷とかにいる顔グロのコギャルたちについてどう思うか 聞かれていたが、だいぶ悩んだ後「ちょっと怖いですね」などと答えていた。 ありがとう亜季ちゃん、そう言ってくれて。 ウソでも嬉しい(ウソじゃないと思うけど)。
「ふゆふわり」がかかるところで亜季ちゃんはいったん退場。 奥に引っ込む前にちょっと振り向いてくれた。ああ、しあわせ。
そのあと影山ヒロノブさんも復活してゲーム大会。
亜季ちゃんが観客寄りで影山さんが真ん中、
そのとなりには観客から一人が座ることになった。
亜季ちゃん近くに見れてラッキーと思ったが、
観客対策だったか?
最初はクリスマスソングを誰が歌っているか、を当てるクイズ。
私は松田聖子と石原裕次郎はすぐに分かったが、あとは分からなかった。
亜季ちゃんは明らかにサービス問題だった中山美穂すら当てられなかった。
その次に「山手線ゲーム」。
お題を出して答えたら次の人に時限爆弾を渡すゲーム。
お題は「赤いもの」と「おでん」で、
亜季ちゃんは観客に答えを教えてもらいながらも2回とも爆発させてしまった。
最後の一発逆転ゲームで勝利し、
なんとか「ごめんねドラゴンボールチーム」(ってそのまんまだな)は優勝したが、
亜季ちゃん足ひっぱりまくり。
まあ、そのへんが亜季ちゃんなんだが。
このときは亜季ちゃんけっこうこっち向いてくれたからうれしかった。
ここで断罪しなければならないのは梨香さんだろう。
最初はよく見ていなかったが、亜季ちゃんがちゃんと答えているのに、
なかなか爆弾を受け取ろうとしないところを私はしっかり目撃した。
いつか亜季ちゃんからの反撃が来るだろう(最初に攻撃されてたか)。
あと、亜季ちゃんになかなか名前を覚えてもらえなかった宴会部長、
越川さんだっけ?この人とはいっしょに仕事しないように(おいおい)。
そういうわけでこのゲームは会場では大いに盛り上がっていたが、
音だけ聴いててもきっとわけがわからなかっただろうなあ。
これで亜季ちゃんとはお別れ。
私も時間がないのでここで会場を去り、大学のサークルの東京大忘年会へ
(ちなみに大学は東京地区ではない、たまたまこの時期に行われるイベントのため
現役学生が大挙上京するし、OBもなぜか東京方面にいる人が多いため)。
遅刻の理由を話すと、なんか幸せそうな顔をしていると後輩に言われた。
私は亜季ちゃんのおかげで楽しいクリスマスを過ごすことができました。
ありがとう亜季ちゃん。