7月18日、早めに帰宅した私は、次第に気分が高揚してくるのが分かった。
何しろあの前田亜季ちゃんをもうすぐ生で見ることができるのだ。 もう一度東宝のHPを見ると、 舞台挨拶は11:25開始の回の終了後となっている。 これでは2回見なければならないではないか。 普段ならとっくに寝床に就いている時刻に家を出て、 ムーンライトながらに乗り込む。 指定席券はすでに売り切れで、立っている人も結構いた。 私はもちろん予約してあって、幸い窓側の席に座れたのでラッキー。 浜松くらいからは、駅に到着する度に起きたがいちおう寝ることができた。 新橋で降りようとしたが、めんどくさいので東京で降りて、 新橋まで折り返して下車。 その辺のファミリーマートで前売券をGET。 適当にぶらぶらした後、何もすることがないので、 仕方なく6時半頃有楽町マリオンに到着。 エレベーターで女性の集団といっしょに9Fへ。 エレベータを降りると、 「もののけ姫」の方は行列を作ってすでに入場しているではないか。 「学校の怪談3」の方は行列は無いのか、とよく見ると、 階段の下の方へ並んでいる。 下へ降りていって、結局8Fより一つ上の踊り場で座り込むことになった。 前に数十人並んでいた。 途中、列をつめることがあったが、2時間そこで待ち、いよいよ劇場へ。 劇場では前から5列目の席をGET。 だがなかなか客が集まらない。 朝っぱらから有楽町までわざわざ出掛けてくる親子連れなんていないか。 9時半上映開始。初回は繭子にどっぷり感情移入しながら見たものの、 2回目はさすがに半分くらい寝てしまった。 冷房が効きすぎてて寒かったのに。 そして拍手とともに2回目が終わっていよいよ舞台挨拶。 姿勢を整えて準備すると、まず金子監督、それから西田尚美さん、 その後子役と妖怪の着ぐるみたちが出てきて、、、 「あれ?亜季ちゃんは?」と思っていると、 「前田亜季さんはお仕事のため欠席です」 (←たぶん不正確)という非情なアナウンス。 舞台挨拶が終わった後、私はとぼとぼと劇場を出ていく以外に何もできなかった。 |